ども。ぴょんの助です。
お金のかからない趣味として、裁判の傍聴にたまーに行っています。
先日、東京地裁に久しぶりに行ったところシステムなどが一部変更になっていたので、これから傍聴に行く人のために簡単にまとめておきます。
準備篇
服装
よく服装について質問されますが、短パンやサンダルなどカジュアルすぎない格好であれば基本的に何でもOKです。
カバンは「無し」が正解
なるべくカバンはなしで、手ブラで行きましょう。
理由は、裁判所の建物に入る際の荷物検査。
空港の手荷物チェックと同じものがありますが、このチェックは1列しかできません。
もし、手荷物がなければ別のレーンに案内され並ばずに入場できます。
手荷物チェックがない場合は、金属チェックのみです。
ペンとメモは必需品
携帯電話・スマホは法廷内でなければ禁止されていませんが、開廷表をメモするのにペンとメモがあると便利です。
傍聴する裁判の選び方
さて、準備ができたら東京地裁に行きましょう。
最寄駅は霞が関。
JRの有楽町からも歩けなくはないです。
建物の入口では、荷物&ボディーチェック(金属検査)があります。
上にも書いたとおり、荷物がなければ別レーンから入れるので行列ができていてもすんなり入れます。
まずは、開廷表をチェック
建物に入るとカウンターに人だかりがあるのが目に入ります。
これは、「今日行われる裁判」のリストをチェックしている人たちです。
以前は、プリントされた紙をファイルにまとめたものが置かれていましたが、最近タッチパネルのモニターになりました。
(https://pyon365.com/wp-admin/post.php?post=1857&action=edit)
「刑事事件」「民事事件」「地裁」「高裁」など色々とソートできるので便利です。
初心者におすすめなのはダンゼン「刑事事件」。
民事事件は弁護士のみが出廷することが多く、また争いの内容が傍聴だけではよくわからないことが多くおすすめしません。
刑事事件は、傷害や薬物事件など罪名も記載されていますので、どんな内容かとてもイメージしやすいです。
そこで、開廷表からは「刑事事件」を探していきましょう。
開廷時間は午前のものが多いので、午前中に傍聴するほうが色々な裁判を傍聴できます。
裁判の選び方のコツ
東京地裁は建物が大変広く、人の出入りも多いです。
エレベーターも多数設置されていますが、それでもエレベーターの待ち時間は長くなりがちです。
開廷表は、1Fのカウンターにしかなく、ネットにも公開されていません。
法廷は4Fより上にあるので、傍聴のたびに1Fに戻ることになります。
そこで、裁判所の建物に入って開廷表をチェックする際は、「開廷時間」「法廷番号」の近い裁判を選んでメモをします。
写メは禁止ですが、メモをとることはOK!
効率よくいろんな裁判をまわれるように、「開廷時間」「法廷番号」「事件の内容(傷害、薬物……など)」をメモしておけば、1Fに戻らなくても大丈夫ですよ。
また、注目度が高い裁判は傍聴券が必要です。
傍聴券が必要な裁判は、事前にサイトでチェックできます。
http://www.courts.go.jp/app/botyokoufu_jp/list?id=15
いよいよ傍聴!
さて、エレベーターで法廷があるフロアまで上がればいよいよ傍聴です。
はじめての傍聴は緊張するかもしれませんが、傍聴は誰にでも認められている権利なので安心して傍聴してください。
裁判が始まるときは「開廷」といって、裁判長の入場とともに起立します。
お作法はそれくらいでしょうか……。
もちろん、スマホは電源を切ってしまってください。
刑事事件の場合は、刑務官2人にはさまれた被告人が開廷直前に入ってきます(そうじゃないパターンも有り)。
手錠、腰縄つき……でいかにも「容疑者」という姿。
傍聴席から距離的にかなり近いこともあり、ドキドキしそうです。
被告人の反対サイドには検察官が座っています。
最近では、授業の一環なのか中学生が傍聴している姿をよく目にします。
この日、ぴょんの助が傍聴したのは、傷害、オレオレ詐欺、薬物……の裁判でしたが、中学生とかに見せてもいいのかな? とちょっと戸惑ったのも事実です。
途中で退席してもいいの?
基本的に、そっーと出入りして迷惑をかけないのであれば、途中入廷も途中退廷もOKです。
イメージしていた裁判と違う、他の裁判の時間が近づいて来た……などのときはどんどん席を立って問題ありません。
興味のある裁判の時間が重なることも多いのでハシゴする場合は、なかなか来ないエレベーターを待たずに階段で移動するのもテクニックの1つです。
午後の裁判
あまり数は多くありませんが、午後にも裁判はあります。
ランチは地下にコンビニ、コンビニで買ったものを食べるスペース、食堂があり、誰でも利用できます。
まとめ
では裁判傍聴についてまとめます!
- 基本、手ブラで!
- メモを忘れずに
- 開廷表で興味のある裁判をメモる
- 裁判中の入退場は自由